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宇宙戦艦ヤマト復活編

宇宙戦艦ヤマト復活編をみてきた。

宇宙戦艦ヤマト、そして、さらば宇宙戦艦ヤマト-愛の戦士たち…世代の自分には物足りなかった。

島、相原、森、南部、真田、加藤、…、前述2作には、それぞれの人物像も描きこまれていた。
磁力惑星での真田と古代のやり取り、ガミラスのおいたリレー衛星で通信可能となったときの相原の行動、デスラー艦艦橋でのデスラーの独白、 などなど…

でも、今作にでてくる人々の設定は、浅薄で深みが無かった。
戦闘の推移や物語の進行にしても、「あり得ない」の連続。敵襲を受けた途端、多勢に無勢の戦闘であるにもかかわらず、押し付けがましい悲壮感を溢れさせた「護衛艦隊」の敵中突撃。

無計画な戦闘で、護衛艦隊は木っ端微塵になるけど、ご都合主義的な、幸運な展開に恵まれて、ヤマトと移民船団は生き延びる。そして、ネタばれになるから書かないけれど、「なんじゃそりゃ」という結末。しかも何で、都知事の名前が…

子供の頃、さらば宇宙戦艦ヤマト-愛の戦士たちを見て、憧れ、小遣いをためながらプラモデルを買いあさった。どうしても手に入らない主力戦艦のプラモデルが夢に出てきたりもした。

だけど、ある日、僕のちっぽけな地球-白色彗星帝国-ガミラス艦隊は壊滅した。

片づけしないことにいらだった母が、すべて庭に投げ出してしまっていたのだ。
忘れもしない。傘もささずに雨の降る庭に一人で出て、泣きながら一つ一つ拾い集めたこと。どれもこれも、アンテナや翼、翼端の増設タンク状のものは折れてどこかにいってしまい、僕の小さな憧れの艦隊は無残に消えて、プラスティックのがらんどう達になった。

そんな思い出をひきづりながらみた、今回の作品は僕を複雑な心境にした。ものたりない…。
憧れの跡継ぎを応援したい気持ちと、なんだこれはという失望。

さらば…を最後にそれ以上の作品が出なかった(と僕は思っている)ヤマトだが、今作もそうだった(と僕は思っている)。

今作には妙な騎士道精神のようなものが見え隠れしていて、「たった一隻で…」と、敵側の一部が感服し、ある行動をとるのだが、それは、ばかげすぎている筋書きだ。

沖縄特攻に向かった戦艦大和を含む水上特攻艦隊がどういう悲劇的末路を辿ったか、まさか知らぬ人たちでもあるまいに。
(知らないで作っているならオシマイにすべし)

だから、ヤマトを続けるのであれば、頑張ってほしい。僕が子供の頃だったときに、抱いた憧れを、今の子供達も感じられるような…

暖かき

暖かき

 団欒背に受け

  庭見れば、

仄かに浮かぶ

 梢の初雪

プロフィール

「まく@hewsnest」

Author:「まく@hewsnest」
うつ病持ちIT系復職サラリーマンです。
星検3級所持。星好き、石好き、本も好き。観葉植物を育てたり、地味~に生きてます。

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