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サバイバーズ・ギルト

「サバイバーズ・ギルト(Survivor's guilt)は、戦争や災害、事故、事件、虐待などに遭いながら、奇跡的に生還を遂げた人が、周りの人々が亡くなったのに自分が助かったことに対して、しばしば感じる罪悪感のこと。「サバイバー」(survivor)は「生き残り・生存者・遺族」を、「ギルト」(guilt)は「罪悪感」を意味する英語。」
WikiPediaより

御嶽山噴火の生還者の方に、上記のような症状が出ているらしい。
YOLより

無学にして、初めて聞いた。

そこはかとなく、生還された方々の苦しみが想像できるような気がする。
想像に過ぎないけど、
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何故、自分は生き延びたのか。
死にたいとか、そういうわけではなくて、
皆生き延びたかったのに、他の人は死んだのに、何故、自分は助かったのか、という
純粋な、答えのない、問いかけ。
あの人は死んで、自分は生きている。それでいいのか…?
答えは存在しない。
自分が、生きのこれてよかったのだと、
納得させてくれる、安住させてくれる答えはどこにもない。
生きていてよかったのだと、思うことも出来ずに、
何故、という問いかけだけを繰り返し、亡くなった人を想い…
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生還された方々に咎はない。回復を祈るばかり。

気になったのは、この記事に対するツイートのいくつか。

いわく、「助かったことを素直に喜ぶほうがよい」
いわく、「助かったことを感謝できないような教育の賜物」
いわく、「罪悪感に感じても意味が無いと思う」

これらのツイートに共通しているのは、
自分の尺度でしか、サバイバーズ・ギルトに苦しむ人たちをみていないということ。
おそらく、サバイバーズ・ギルトが何なのかも調べてはいまい。

こんなに、明らかに、自分でもどうにもならない苦痛を受けている人がいるのに、
なぜ、相手の立場になれないのか。

察してチャンの何かを察しろというわけじゃない。
こんなにも、明らかに苦しんでいる人を前にして、
どうして、そんなことが言える?

苦しんでいる人たちだって、好きで苦しんでいるわけが無い。
なのに、何故、そこを理解できないのか。
どうして、「素直に喜べ」だとか、「教育が悪い」とか、「苦しんでるのは無意味だ」などという言葉が出てくるのか。

少し、怒りが(というか結構かも)…。

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暗澹たる風景

電車の優先席でのこと。

子供ひとりをつれた夫婦が、優先席に座る。

子供が、携帯を見たいと言い出す。

それは、だめ、と答える夫婦。

携帯を持っていかれてしまうからと。

しかし、この諭し方の是非は些細なことだった。

暗澹たる風景は、この親子の外側にあった。

優先席に座りながら、スマフォをいじる人、携帯を見る人、
優先席の前で、「電車の中」と言いながら、通話を続ける人、
音が漏れるほどの音量で、スマフォで音楽を聴いている人…

優先席の近くでは、携帯電話の電源を切るのがルール。

しかし、子供の前で、ルールを無視してみせる大人の、何と多いことか。

もし、あの子供が、「あの人たちは見てるのに、どうして駄目なの?」と聞いたら、
両親はどう答えたらいいのだろう?

大人は、子供に、ルールを守れ、という。
そういいながら、子供の前で、平気でルールを破って見せる。

そして、トラブルが嫌で、注意もせずに傍観して、勝手なことを思う自分…

大人が、子供を、悪くしている、駄目にしている、汚染している、腐らせている…

そんな自覚を嫌でもさせられた、風景だった。

国を守る

尖閣諸島に上陸した活動家が強制送還されるらしい。
政府は、「上陸はパフォーマンス」と解釈している。
どこにそんな根拠があるのか。

いうまでもなく、国家は、領土と国民と主権で成り立っている。
今回、野田政権は、領土の危機を看過し、あまつさえ、パフォーマンスだなどと軽視しようとしている。
というよりも中国に遠慮している。

どこに、自国の領土が脅かされそうになっている瀬戸際に、相手国に遠慮する為政者がいるだろうか。
いるのだ。悲しいことにこの日本に。野田政権が。

日本の誇りはどこへ行ってしまうのだろう。
諸外国からは自国の領土さえ満足に守る努力をしない国家として侮蔑されるだろう。

中国は、今回の件で、日本の遠慮を確認するだろう。
強く出ない日本を見越して、いずれ領土的野心をむき出しにして尖閣諸島に進出するかもしれない。
実効支配をされてしまったら、取り返しがつかない。

日本がそのとき、世界に悲鳴をあげて訴えても、どの国も取り合ってはくれないだろう。
なにしろ、自ら国土を守る努力を怠り、勝手にパフォーマンスだなどと遠慮して、
言うべきことを言わなかった国だ。
誇りなき国。自分で領土を守る努力をしなかった国。
誰が手を差し伸べてくれようか。

せめて、国家として通すべき筋は通して欲しかった。世界と向き合える国家として。
でも、もう遅いかもしれない。
野田政権は、日本を、侮蔑と嘲笑の対象の国に変えてしまった。
日本の国民も、個人も、丁寧に隠された侮蔑と嘲笑に曝されるだろう。

「私は軍人です。機械の歯車のひとつです。歯車ですから、命令があれば出撃します。
ただ、出撃するに当たって、願う事は、後の日本が、世界に誇れる国となってくれることを切に望みます」
特攻機で出撃した飛行兵の言葉…。昔、NHKの番組で、打ち落とされるゼロ戦の映像とともに流された。
うろ覚えだけど、胸を締め付けられるようだった。

日本は、侮蔑と嘲笑の対象国になるのか…。
国民に嘘を平気でつく政権のために。
おかしな政権をたたせてしまったがために。

世の中が変わっていく

先日、出勤の途中で、始発駅で電車に乗り込もうとして、空いた座席に座ろうとしたところを、
横合いからいきなり突き飛ばされた。その男は、突き飛ばし作戦が失敗したと知ると、素早い動きで反対側の座席に空席を見つけ突進して座った。

世の中が変わっていく…。エゴが剥き出しになってくる…。

駅で喧嘩の声がする。駅員の割り込む声。

急行列車待ちで、停車している各駅停車に乗らずに、次の次の列車待ちの列の先頭右端にいたら、
小柄のサラリーマン風の若い男が、駆け抜けざまに脇腹エルボーをしていった。
こっちが列を離れられないのをいいことに、車内奥に移動していった。こちらが、視線と指で、その男を指差しつづけたら、男は、中指を立てた手の甲をこちらに向けた。

理由のない悪意、卑怯な振る舞い…

人が集団で生活するために、人が発明し、特に日本人にはそれが顕著と言われている、礼儀。

今の世、礼儀は、何かの関係を持つ人同士の間に限られてきている…ようにみえる。
その範疇から外れる人は礼儀の対象ではない…ようにみえる。

「親しき仲"にも"礼儀あり」という言葉があるように、
礼儀は、他人に対しても、互いに向け合うものだと思っていたが…

人と人のエゴが直接ぶつからぬよう、潤滑油の役割を果たしていた、礼儀が消えていく。

その先は他人同士のエゴのぶつかり合い。

以下はある日の出勤電車で聞こえてきたやり取り。

男性  :「こんなに電車混んでるのに、ケータイするのはまずいんじゃないかな」
若い女性:「うるせぇ」
男性  :「マナーってものがあると思うけど」
若い女性:「死ね」
男性  : …(大きなため息)
若い女性:「くせぇ」

この先、どうなっていくのだろう。

読売ONLINEの記事「水たまりの危険性把握していた…東電伝えず」で、「情報共有を怠ったため、被曝事故に繋がった可能性があるといわれている。」とある。

asahi.comの『「汚染情報なぜ共有しない」東電の対応、専門家ら批判』では、「2号機の同じ建屋で、同様の放射線量を6日前に把握しながら、注意喚起していなかったことが判明。」とある。

6日前???
何故それだけの期間がありながら、周知・徹底されなかったのか??
僕の勤めている会社でさえ、周知・徹底事項は、対象は誰で、自分がその対象に含まれるとき、自分に何が求められているかかが一目でわかる、定められた書式のメールで送信される。6日もあれば、すべての社員がわかる。

現場の指揮所がどうなっているのかわからないが、

作業班に対する事前のブリーフィングもしなかったのか?

各作業班に注意事項を通知する、各版ごとのホワイトボードも一枚もなかったのか?

各班ごとに注意事項と大書した見出しの紙1枚をとめるだけのマグネットもなかったのか?

指揮者たちは、部下を使うなりして、作業者に注意事項を与えるのに6日以上も時間がかかったというのか?

考えられない…。

なぜなら、指揮者たちは、作業者に、あれをこうしてこい、という指示を発するはずだ。
6日も前に把握されている事態なら、少なくとも指揮者たちは、
同じ設計思想に基く3号機での状況を予測できていたはずだ。

だのにその予測は作業員に伝えられなかった。

何故だ? 何故だ?

指揮者から、作業者へ作業指示は伝わったが、注意事項が伝わらなかった。

つまり、作業者の指揮を行う立場以上の何者かが、故意か、錯誤かわからないが、注意事項を伝えなかったのだ。

普通の工事現場の監督と作業員たちですら、朝の朝礼などで、行っていることが、

対策のために集められた指揮階層のもの全員が、緊急事態にあたって、それすらできなかった、というのだ。

考えられるだろうか? はぁ、そうだったんですかと納得できるだろうか?

個人的見解であることを先にお断りしておくが、

東電は意図的に伝えなかった。

そう思う根拠は、先に書いたブログ記事「福島原発被曝事故:「通常とは違う状況なので、管理員の被曝を避ける判断が入ったのかもしれない」とは…」のなかに書いてある。

管理員が3号機での作業に、同行しなかったことに対する、東電の最も怪しい発言:「通常とは違う状況なので、管理員の被曝を避ける判断が入ったのかもしれない」…
その発言自体が、3号機の状況を予測できていたということを認めている。

何故、管理員の被爆を避ける判断が入ったのに、作業員にはその判断が適用されなかったのか。

東電が、早期の事態の終息を果たすためだ。作業を進めるために、作業員に情報を与えず、事故現場へと向かわせたのだ。そして管理員が同行しなかったのは、管理員を同行させれば、管理員自身が被曝してしまうことを知っていたからだ。

そして憶測になるが、

管理員は東電社員であったのではないか。
被曝した作業者は関電工社員であったということがすでに報じされている。

東電は、自社の社員を守るために、関電工の社員を捨て駒にしようとしていたのではないか?

原発事故という多数の市民の命にかかわる緊急事態にあっても、東電が上、関電工は下という会社間のヒエラルキーは崩れることがなかったのだろう。東電は、関電工の社員の被曝という生贄を差し出して、事態の終息を図ろうとしていた。

と思えてしまうのだ。

まるで、事態終息の前には多少の犠牲はやむをえないと最初から織り込み済みであったかのように。
プロフィール

「まく@hewsnest」

Author:「まく@hewsnest」
うつ病持ちIT系復職サラリーマンです。
星検3級所持。星好き、石好き、本も好き。観葉植物を育てたり、地味~に生きてます。

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